農林・水産業
2025年4月5日(土)9:00
肉用牛農家、減少の一途/宮古昨年12月末
506戸、合併時比べ半減/1戸当たり飼育頭数は増
市の畜産(肉用牛)農家戸数は2024年12月末で506戸となり、市町村合併した2005年の1141戸に比べ半減していることが分かった。高齢化や資材高騰などで廃業しているとみられる。一方、一戸当たりの平均飼育頭数は増加している。関係者は、小規模農家が廃業しているが、中規模農家は市の各種事業を活用して増頭しているのではないかとみている。市では「島の畜産」を守るため、さまざまな補助事業を実施しており、農家を支援している。