上里氏を副会長に選任/県労働基準協会が総会
【那覇支社】沖縄県労働基準協会は13日、2017年度の通常総会を那覇市で開催した。関係者ら約130人が出席し、理事20人と監事2人の改選案を採択し、理事の中から会長と副会長5人を選出した。宮古支部からは、吉田産業の上里明通社長が副会長と理事に選ばれたほか、ミヤコンの渡真利勝専務取締役副社長が理事として新たに就任した。宮古港運の砂川恵映社長も理事に再任された。理事の任期は2年。
総会では、16年度の事業報告と決算報告、今年度の事業計画と収支予算も承認した。事業報告では、同協会の会員数が県全体で前年度末から13件増えて2040件(宮古支部は3件減の236件)となったことが報告された。
また、宮古支部が昨年9月にビーチクリーンアップ活動を、今年2月には宮古労働基準監督署と安全パトロールを実施したことなど、各支部の活動が報告された。
決算報告では、経常収益が約1億7650万円、経常費用が約1億7350万円で、差し引き約300万円の黒字となったことが示された。
今年度の事業計画では、会員を2100件へ拡大することを目標とすることや、各支部の活動を活性化することなどを採択した。