経常利益5323万円/宮古空港ターミナル社
直営店売上げ過去最高更新
宮古空港ターミナル社(下地義治社長)の第40期(2016年4月1日~17年3月31日)定時株主総会が20日、市内のホテルで行われた。事業報告では、当期の総売上高が8億2234万円で、経常利益は5323万3295円となっている。そのほか、剰余金の処分や取締役の辞任に伴う新取締役選任、任期満了に伴う監査役選任などの議案が全会一致で承認された。
事業報告によると、16年度の宮古空港における乗降客数は155万9652人で、対前年比21万9004人増(16%)となり3年連続で過去最高を更新した。
貨物取扱量は1万5549・7㌧で、前年度の1万4485・1㌧に比べ7・3%増加した。
また、直営店全体売上げは4億2276万円(前年比20%増)と過去最高を更新した。
あいさつで、下地社長は「昨年度の乗降客数は3年連続で過去最高を記録した。利用者数の増加に伴い狭隘(きょうあい)となっている旅客ビルの整備に向け、増築工事等中長期的な対応を検討している。宮古圏域のためにさらに充実した施設となり、地域振興の拠点として発展するよう精進したい」と述べた。
剰余金の処分については、保証金返還準備積み立て金が300万円、修繕積立金については1000万円としている。
新任取締役には、沖縄振興開発金融公庫の城間徹二融資第一部長が選任され、新監査役には砂川則夫氏、垣花充位氏が選任された。