城辺地区統合計画を決定/市教委定例会
2021年4月開校へ
市教育委員会(宮國博教育長)の第3回定例会が22日、市役所城辺庁舎で開かれ城辺地区4中学校(福嶺、城辺、西城、砂川)の統合計画案を可決し決定した。今後、2021年4月開校に向けて準備を進めていく。また、同中学校用地選定委員会の設置要綱案も可決。同委員会は今月中に設置され、来月上旬に第1回委員会を開催するとしている。
同計画については開校までのスケジュールが、1~3期に分けて組まれている。
1期(16~17年度)は、統合計画の策定および公表▽保護者や地域への説明会▽統合中学校用地の選定-などを予定。
2期(18~19年度)は、統合実施計画の策定を掲げ▽特色あるカリキュラムの検討▽施設の設計および建設▽校名、校章、校歌等の制定▽スクールバス等通学手段-などを予定している。
3期(20年度)は、施設建設を終了し管理職や教職員の配置を行うなど開校式、開校記念事業準備など開校に向けた作業を進め、21年4月の開校を目指していく。
統合中学校用地選定委員会については、今月中に設置し、既存の4中学校施設の活用を前提に用地を選定していく。
委員は副市長や市の各部局長、統合計画策定委員会委員長、同地区地域づくり協議会副会長ら15人以内で組織する。
第1回会合は7月上旬に予定しており、用地候補として既存4校の順位付けを行い、決まった順位を市教育委員会に報告。同委員会は下地敏彦市長に最も順位が高かった候補地を報告し、市長が9月定例会に用地案を提案するスケジュールとなっている。