政治・行政
2017年6月23日(金)9:02
入域観光客数74万人/県内
5月の最高を更新
【那覇支社】県文化観光スポーツ部は21日、5月の入域観光客数が県全体で前年同月比6・2%増の74万600人となり、5月として初めて70万人を突破したと発表した。56カ月連続で前年同月を上回り、43カ月連続で各月の最高を更新した。14年の月別ピーク(同年8月の73万3300人)も上回る値で、同部の嘉手苅孝夫部長は「この好調を維持したい」と語った。
国内客は、旅行会社や航空会社の販売が良好で臨時便の運航があったことや、前年の熊本地震の影響で縮小した旅行需要が回復したことで前年同月比6・8%増の52万3800人だった。外国人客は、航空路線数が前年同月と比べ拡充し、チャーター便の投入もあったことで同5・0%増の21万6800人となった。
県は、航空路線で全日空の宮古-名古屋直行便など空路路線の拡充があること、クルーズ船の寄港回数の拡充も予定されていることから、6月も好調に推移すると予測している。