入域観光客数80万人目標/宮古島観光協会総会
新理事3人を選任/17年度事業計画など承認
一般社団法人宮古島観光協会(豊見山健児会長)の2017年度第4回定時総会が26日、市内のホテルで行われた。16年度事業、収支決算報告、17年度事業計画と、前年度比2305万1000円増の収支予算(予算額1億503万9000円)などが全会一致で承認された。
17年度事業計画では、全日本空輸(ANA)名古屋-宮古直行便の季節運航、ANA羽田-宮古直行便の機材大型化、日本トランスオーシャン航空(JTA)羽田-宮古直行便の夏季限定の増便などや、大型クルーズ客船が130回宮古島に寄港する予定があり、県、沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)とさらなる連携を図り、入域観光客数80万人を目標に展開する。また、3人の理事退任に伴う役員の一部選任も行われ新理事3人が選任された。
豊見山会長は「17年度の入域観光客数80万人を目指して頑張っていく。そのために会員の皆さんの協力なしでは達成できないので、宮古全体で関わり、応援してもらい、万人達成に向けて頑張るので、協力を願いたい」とあいさつした。
17年度事業計画の取り組みとして、羽田、関西、中部直行便搭乗率向上に向けた誘客プロモーションなどの誘客宣伝事業▽カギナマフラin宮古島、エコアイランド宮古島マラソンなどのイベント事業▽観光地美化活動の推進などの観光地浄化対策事業-などが承認された。
また、今年6月1日から来年3月31日まで、17年度クルーズ船受け入れ業務が宮古島市から新たに委託され、受託事業に加えられた。
新理事に選任されたのは次の通り。(敬称略)
波照間弘光(日本トランスオーシャン航空宮古支社長)▽宮下英治(エメラルドコーストゴルフリンクス総支配人)▽平安秀昭(ホテルピースアイランド宮古島社長)