教育・文化
2017年6月28日(水)9:01
税の大切さを学ぶ/久松小で租税教室
沖縄宮古法人会青年部会(宮里敏彦部会長)が27日、久松小学校(亀川典子校長)で租税教室を行った。同部会の富山忠彦理事が講師を務め、6年生46人を対象に税の役割などを説明した。
次世代を担う子供たちに、税の意義、役割について理解と関心を深めてもらうために実施した。
富山さんは▽税とは何か▽税はなぜ必要か▽税の役割(使い道)-などを中心に、アニメなどを用いて分かりやすく説明した。
富山さんは「税は国、県や市町村の消防、警察、医療、教育など公共サービス、施設建設のために、国民に負担してもらうお金」と説明した。
例として、小学校から高等学校卒業までに生徒一人に約1116万円の税金が支出されている(2012年度)、また伊良部大橋の事業費は約395億円で、税金で賄われたことなどを挙げた。
宮古島では人頭税という苛酷な税が課されていた時代もあったと紹介した。
また、重さ約10㌔の1億円のレプリカが紹介され、子供たちは「重~い。すごい!」などと歓声を上げていた。