飲酒運転ゼロ願い作品展示
全国はがき筆文字展イベント/市平良庁舎
「飲酒運転ゼロメッセージ展」(主催・全国はがき筆文字展実行委員会)の開会式が4日、市平良庁舎1階ロビーで行われた。展示は10日まで(8、9日は閉庁日で展覧は休み)。飲酒運転根絶の願いを込めた作品430点あまりが展示されている。作品は小中高校や企業など24の団体から寄せられた。全国はがき筆文字展の関連イベントとして、初めて開催された。
開会式で、同実行委の伊志嶺亮委員長は「飲酒運転ワーストというのが目についた。子供たちから親に発信してもらう方が効果的と考え、このメッセージ展を企画した」と話した。
下地敏彦市長は「ロビーには市民が多く訪れる。節度ある飲酒をすることのメッセージを展示する試みは意義深い」と述べた。
宮古島署の大城辰男署長は「このメッセージ展はとても時宜を得たものと思う。県内で飲酒運転ワースト1が続いている。このようにメッセージを展示することで、飲酒運転が宮古島から無くなることを願っている」とあいさつした。
作品には「愛」一文字を書き「飲酒運転でたくさんの愛が失われないようにとこの字を選んだ」など、「飲酒運転ゼロ」へのさまざまな発想や思いが込められた作品が展示されている。
市平良庁舎での展示後、20~28日までは、宮古合同庁舎の1階ロビーで展示される。