赤嶺さんに大臣感謝状/人権擁護委員
平良さんら3人には委嘱状
人権擁護委員を2期6年余務めた赤嶺俊彦さんに5日午後、法務大臣の感謝状が伝達された。新たに人権擁護委員を務める平良ヒロ子さんほか、再任の奥濱実さん、仲間貞教さんには委嘱状が交付された。
感謝状の伝達及び委嘱状の交付式は、市役所平良庁舎内で行われた。下地敏彦市長が同席した。
那覇地方法務局宮古島支局の宮良智支局長が赤嶺さんに感謝状を伝達。6年余の活動に感謝した上で「委員は退任となるが、これまでの経験を生かされ、地域の皆さんの良き相談相手として活躍されることを期待している」と述べた。
平良さんら3人の委員には委嘱状を手渡し、引き続き人権擁護活動に対する理解と協力を求めた。
同席の下地市長も「市民が身近に相談できるパートナーとして、人権意識の高揚に努めてほしい」などと期待。赤嶺さんには「改めて感謝申し上げる」と6年余の活動をたたえた。
赤嶺さんは「先輩方の支えで活動を続けることができた。平良ヒロ子先生の活躍を期待している」と話すとともに、法務大臣感謝状の喜びをかみしめた。人権擁護委員として活動する平良さんは「皆さんの支援を頂きながら、人権意識の高揚を図っていきたい」と決意を語った。
4期10年目となる奥濱さん、2期4年目の仲間さんもあいさつし、人権擁護活動の充実を誓った。