奉仕の理念、世界と共有/宮古ライオンズクラブ
100周年国際大会に参加
ライオンズ国際協会100周年記念国際大会がこのほど、米国シカゴで開催され、宮古ライオンズクラブから前会長の新山広明さんら5人が参加した。世界200余の国と地域から参加した5万人のクラブ会員と奉仕の理念を共有。新山さんは「ライオンズクラブが世界で果たすべき役割の大きさを改めて実感した」と参加報告を行い、さらなる活動の充実を誓った。
国際大会の開催地シカゴはライオンズクラブ発祥の地。宮古ライオンズクラブからは新山さんほか理事の羽地義禎さん、友利勝一さん、新城浩吉さん、高里俊夫さんの5人が先月28日からシカゴ入りし、元米国副大統領アル・ゴアさんの記念講演を聞いたり、パレードに参加したりした。
帰国後の7日、参加メンバーが報告会を開いた。新山さんは「国際組織に属する意義を認識することができた」と振り返った。その上で「地球は一つ。困っている人に手を差しのべるということ、ライオンズが世界で果たすべき役割の大きさを感じた。この理念を宮古でも生かしたい」などと決意を新たにした。
「感動した」と繰り返した友利さんは「身体が不自由な方も参加している姿が印象に残った。ライオンズクラブみんなで頑張ろうという思いを深く認識する機会になった」と話した。
羽地さんは「われわれも国際的な組織の輪の一つなんだということを実感することができた」と話し、新城さんは「奉仕活動において世界的なつながりを感じることができた。ライオンズクラブの活動の一つ一つが世界全体の幸福感につながると思った」と語った。