平良中が地区代表/科学の甲子園Jr
来月、県予選出場へ
科学の思考力・技能を競う「第5回科学の甲子園ジュニア宮古地区代表選考会」(主催・県教育委員会)が8日、県宮古合同庁舎で行われた。選考会には6中学校から7チームが出場し競技の結果、平良中学校が優勝した。優勝した平良中チームは8月28日に行われる県予選に宮古代表として出場する。
今回の選考会には、北、砂川、久松など6校から1、2年生6人で構成される7チームが参加した。
競技の結果、福家大志朗、内間蒼已、新城晴樹、豊見山綸斗、翁長祐也、東江康生の男子生徒6人で構成する平良中チームが優勝した。
地区代表選考会は、筆記競技のみで行われ、数学や理科などにおける複数分野の競技を、制限時間60分以内にチームで相談したり、役割分担をしたりしながら全問正解を目指した。
競技が始まると、参加チームは問題を得意分野に分けて回答したり、互いに知恵を出し合いながら回答に挑む姿も見られた。
優勝した平良中チームの福家キャプテンは「このチームはサッカー部5人、野球部1人のチームで日ごろからみんな仲がよいことが強みだった。県大会ではさらにチームワークを強化して優勝を目指したい」と意気込みを示した。
優勝した平良中の総合点数は127点で、準優勝の久松中(花岡穂香、多良間遼大、竹岡拓海、上田真子、城間海月、鶴町利樹)は123点だった。
科学の甲子園は、全国の中学生が科学の楽しさ、面白さを知り、科学と実生活・実社会との関連に気付き、科学を学ぶことの意義を実感できる場を提供するとともに、科学好きの裾野を広げ、未知の分野に挑戦する探究心や創造性に優れた人材育成などを目的に実施している。