自分の気持ち伝える/宮古郵便局
平一小で「手紙書き方教室」
宮古郵便局(瀬長孝也局長)は11日、平一小学校(砂川栄作校長)で2017年度「手紙の書き方教室」を開いた。講師に招かれた青少年ペンフレンドクラブアドバイザー、酒井由利さんが、正しく丁寧な書き方を指導した。3年1組の児童35人は、いすに座った状態で背筋を伸ばし、机上に置いたはがき「かもめーる」に自分の気持ち伝える手紙を書き込んだ。
手紙離れが進んでいる中、「手紙を書く楽しみ」「手紙を受け取った時の喜び」を経験できるきっかけとする目的で開催された。
酒井さんは「手紙を通して心と心が通じ合い、つながりが生まれる」と再発見に期待を込めた。
その上で「7月7日の小暑から立秋(8月7日)の前日の6日までに出す夏のあいさつの手紙を、暑中見舞いという。8月7日の立秋が過ぎた場合は、残暑見舞いという」と語った。
児童一人ひとりにはがきが2枚ずつを配布された。暑中見舞いの書き方では、書き出し(前文)、本文、結びの順で書くように指導した。
手本として「暑中お見まい申し上げます。毎日暑いですが、おじいちゃんおばあちゃんは、お元気ですか。私は元気です」と紹介した。
酒井さんは「本文では、1年を通して季節ごとや月ごとの行事を書いたりする。これからは宮古島夏まつりや夏休みの様子を書いて伝えるのも良い」と語った。