海と港の魅力を満喫/みなとフェスタ2017
平良港の役割学ぶ/各種企画でにぎわう
「海の日」(17日)にちなみ「みなとフェスタ2017」(主催・内閣府沖縄総合事務局平良港湾事務所、宮古島市)が16日、平良港マリン広場で盛大に開催された。会場にはたくさんの親子連れや観光客が訪れ、心地よい海風を受けながら、島の生活を支える平良港の役割を学び、海からもたらされる恵みにも感謝しながら多彩なイベントを楽しんだ。
オープニングセレモニーでは、アイラナフラスタジオによるフラダンスや竹の子保育園の園児による踊りが披露され、イベントを盛り上げた。主催者あいさつで下地敏彦市長は、今後の平良港の整備について今年12月には耐震強化岸壁が供用開始となり、大型化する船舶等の入港にも対応した岸壁になることを報告。さらに、官民連携による国際クルーズ拠点港として国から指定を受け14万㌧級の大型クルーズ船専用岸壁の整備をこれから進めていくことなどが説明された。
来場者に対して下地市長は「きょうは子供から大人まで港について学びながら、楽しめる企画を用意した。イベントを通して新たな時代へと変ぼうする平良港の現状を身近に感じてほしい」と呼び掛けた。
会場では、いろいろな催しが行われヒトデやナマコなど海の生き物と触れ合うタッチプールでは、大きなナマコに最初はおびえながらも、慣れてくると、笑顔で水の中から持ち上げる子供たちの姿も見られた。
固いヒトデを触った子供からは「ほんとに生きているのかな?何か石みたい」などの感想も聞かれた。