松川君(西城)1年1500で準V/県中学陸上
九州出場を教育長に報告
県中学校総合体育大会の陸上競技1年男子1500㍍で準優勝した松川勝紀君(西城)は18日、市役所城辺庁舎を訪れ、宮國博教育長に県代表として九州大会に出場することを報告。「九州でも自己ベストを出したい」と意欲を示した。
大会は16日に県総合運動公園陸上競技場で行われ、松川君は4分39秒57で自己記録を約11秒更新した。
松川君は「2位以内に入らないと九州には行けないと思い、ラストスパートしたら思い通りになった」と報告した。
身長150㌢と小柄ながらも、全身をバネのように使って飛び跳ねるように走るストライド走法で後半追い上げたが、1位とは0秒22とわずかな差だった。
引率した同校の濱川朋之教諭は「800㍍付近から優勝は松川を含む3人に絞られた」と言い、「負けず嫌いで最後まで諦めなかった」とたたえた。
島尻政俊校長は「小さな身体で県2位はすごい。身長が伸びたらもっと速くなる」と期待した。
宮國教育長は「九州大会への切符を勝ち取った。教育委員会としても最大限の支援をしていきたい」と話した。
同校は同大会に8人の選手を送り込み、5人が8位入賞を果たしたという。