公約の実現に期待と激励/多良間
伊良皆村長2期目就任祝賀会
【多良間】任期満了に伴う多良間村長選挙で当選した伊良皆光夫氏の2期目就任激励会(主催・同実行委)が21日、同村コミュニティー施設で行われた。村民ら多数が参加し、公約の実現など、村のかじ取り役としての責務に期待を込めた。
伊良皆氏は、村の魅力アップ、観光産業の振興と特産品開発、過疎対策などを基本政策に掲げ、6月25日に行われた選挙で再選を果たした。任期は2011年7月7日まで。
激励会で、福嶺常夫実行委員長は「村の課題解決に向け、公約の実現に取り組んでいただきたい」、仲本春一後援会長は「村の振興と公約実現へ向け頑張ってほしい」とそれぞれ激励の言葉を述べた。
これに伊良皆氏は「村民の皆様と力を合わせて、豊かな村の建設にまい進していきたい」と決意を示した。
村職員には「村役場には優れた職員が多く在籍している。しかし、どんなに優秀な人材でも違う方向を見ていれば村民の皆様に満足のいくサービスはできない」などと述べ、村民の声に耳を傾けながら、村発展に一丸で取り組んでいくことを呼び掛けた。
舞台は、婦人会による「かぎやで風」で幕開け。エイサー同好会の太鼓演舞では、伊良皆氏も飛び入りで踊りを披露し盛り上げた。
伊良皆 光夫(いらみな・みつお) 1955(昭和30)年5月25日生まれ。62歳。多良間村塩川出身。琉大短期大学部卒。79年宮古郡農協入り。退職後は多良間村助役、副村長を歴任。2013年6月の村長選で初当選。今年6月25日に行われた選挙で2期目当選を果たした。