政治・行政
2017年8月1日(火)9:02
病害虫対策に力/きび糖業振興会
総会開き活動計画決める
宮古地区さとうきび糖業振興会(会長・下地敏彦市長)は31日、JAおきなわ宮古地区本部で定期総会を開き、新年度の活動計画と予算を決めた。新年度は病害虫対策に力を入れる。
冒頭、下地会長は「病害虫被害が出てきている。増産を図るのは当然だが、病害虫対策をしっかりやる必要がある」と述べた。
この後、前年度の活動報告と決算、新年度の活動計画案と予算案を審議し、全会一致で承認した。
新年度活動計画には、セーフティーネット基金(自然災害被害対策事業)の有効活用を盛り込んだ。自然災害や病害虫の発生に早急に対応し、被害を最小限に抑えてサトウキビの安定収量の確保に努める。
病害虫対策では、発生源となる雑草及び防除方法に関する冊子を作成、配布して啓蒙活動を図る。
新年度の予算額は1155万円。収入は市や村、製糖会社、JAの分担金計632万円や雑収入276万円で組んだ。一方、支出では事業費に600万円を計上した。そのほか委託費185万円、組織対策費101万円などとした。