「宮古島を教えて!」/白川町の児童
副市長を質問攻めに
「海・山体験交流宿泊研修会」で来島していた岐阜県白川町の児童が3日、市役所平良庁舎に長濱政治副市長を訪問した。子どもたちは「宮古島のことを教えてください」と副市長を質問攻めに。回答をしっかりメモして学習を深めた。
白川町の児童人は1日に来島した。2日に下地与那覇の前浜で海水浴、サニツ浜ではバーベキューを楽しんだ。下地小の児童も参加して交流を深めた。
3日は全員で市役所を訪問した。長濱副市長は温かく迎え入れて、「白川町とは違う風景、文化、生活習慣などを見ることでものの見方が変わってくる。考え方に幅が出て、それが成長につながる」と話した。
この後、質問タイムが行われた。白川北小6年の田口わかなさんは、「白川には鮎つかみという自然を生かした行事があります。宮古島にはありますか」と質問した。長濱副市長は「追い込み漁があって子どもたちも体験する」と答えた。
人口に関する質問も。長濱副市長は「宮古島市も少しずつ減っている。自然減として1日1・5人生まれているけど、1日1・7人亡くなっている。ただ、今年は少し増えている」と市の現状を伝えた。
白川町の児童は同日帰路に就き、2泊3日の交流宿泊研修を終えた。