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教育・文化
2017年8月5日(土)9:05

自然の暮らしに胸躍る

大野山林にきたえる集い/23人が入所式

 

入所式終了後、ガッツポーズで気合いを入れる子供たち=4日、宮古青少年の家

入所式終了後、ガッツポーズで気合いを入れる子供たち=4日、宮古青少年の家

「第37回大野山林にきたえる少年の集い~大野山林チャレンジキャンプ~」の入所式が4日、宮古青少年の家(安慶田昌宏所長)で行われ、参加者が自然の中での暮らしに胸を躍らせるとともに規律ある集団生活へ決意を示した。

 入所式に臨んだのは市内の小5、6年生と中1年生の男女23人。沖縄本島からも2人が参加した。

 安慶田所長は「家や学校ではできない活動がたくさんある。午前3時に起床し、歩いて日の出を見ることもある。ご飯や洗濯も自分でやらないといけない」と積極的な活動を促した。

 子供たちと寝食を共にする職員は9人で、「皆さんと一緒にいろんなことにチャレンジし、良い思い出をつくりたい」と呼び掛けた。

 子供たちも一人一人が自己紹介し「早起きを頑張りたい」「自然の中で、いろんなことをやってみたい」などと目標や抱負を語った。

 那覇市から参加した上地めいさん(城岳小4年)は「パソコンでお父さんが調べて『面白そうだから参加してみたら』と勧めてくれた。釣りやカヌーが楽しみ。友達をたくさんつくりたい」と笑顔だった。

 少年の集いは8日までの4泊5日の日程で▽昔の食生活体験▽耐久ウオーキング▽シーカヤック▽昼と夜の自然観察▽朝日観察-などを実施する。

 共同宿泊生活を通して、自然を感じる心や仲間と協力することの大切さを学ぶことなどを目的に開催している。


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