200人がエイサー演舞/琉球國祭り太鼓
全世界支部が一斉に披露
琉球國祭り太鼓のエイサーページェント2017が6日、世界各地であり、約4000人の参加者が同時にエイサーを踊った。宮古支部はJTAドーム宮古島で開催。200人が参加して勇壮な演舞を披露した。
子どもから大人まで、できるだけ多くの人にエイサーの魅力を体験してもらおうと始まったイベント。今年で23回目の開催となる。
日本時間午後1時の同時演舞で、米国やアルゼンチン、ペルーなど各支部でも同時に行われた。今年のテーマは「架け橋」。
宮古支部のイベントには5団体と個人参加を合わせて200人が参加した。
2カ月間、合同練習をしてきたといい、この日は▽ミルクムナリ▽インヌクイ▽大月うふつき-の3曲で太鼓を打ち鳴らした。
会場には父母らたくさんの市民も訪れ、勇壮な演舞を鑑賞し、曲目ごとに大きな拍手を送っていた。
演舞後、琉球國祭り太鼓宮古支部の喜屋武恵里香支部長は「とてもよくまとまっていて上出来だった。子どもたちが楽しんで踊っていることが良かった」と振り返った。また、イベントを開催することで「一般参加者が増えてきている」と話し、地域におけるエイサーの広がりを喜んだ。
エイサーページェント終了後は引き続き各団体による演舞が行われ、イベントは最後まで盛況だった。