「17日会」が功労賞受賞/沖縄総合事務局
道路愛護の活動評価
【那覇支社】内閣府沖縄総合事務局(能登靖局長)の2017年度道路愛護功労者表彰式が10日、那覇市の那覇第2地方合同庁舎で行われた。表彰では、道路の美化・清掃に顕著な功績を果たした12団体・2個人へ感謝状と記念品が授与された。宮古関係では、宮古島市城辺で活動する「17日会」(瑞慶覧明会長)が「道路ふれあい月間」沖縄地方推進協議会会長賞を受賞した。
17日会は、07年度から宮古島市城辺皆福で活動している。国道390号線の除草や清掃、花の植え付けを行っているほか、トライアスロン宮古島大会前には道路清掃を実施するなどの功績が評価された。
表彰式後、瑞慶覧会長は「うれしい。10年間、活動してきて良かった。公民館前がランコースなので、選手の皆さんが頑張れるように330㍍ほど花を植えたり道路清掃をしたりしながら、地域を盛り上げようと活動してきた。表彰を励みに、清掃活動などを頑張っていきたい」と喜びを語った。
能登局長の代理で出席した菊地春海次長は「長年にわたり道路を清掃し植栽を手入れして頂くなどいろんな形で協力頂いていることに感謝する。これを契機に、ますます地域の方々とともに道路清掃・手入れし、道路について見直していく活動を頑張って頂きたい」と激励した。
国土交通省では、毎年8月を「道路ふれあい月間」、8月10日を「道の日」として、道路の正しい利用や道路愛護の普及に努めている。同月間には、道路の役割や重要性についての啓発など目的に、道路愛護功労者表彰式や道路クリーン作戦等を実施している。