沖国大後援会が45周年/学生の支援強化に決意
【那覇支社】沖縄国際大学後援会創立45周年を祝う記念式典・祝賀会が12日、宜野湾市の同大学で行われた。後援会は、大学の開学と同じ1972年、教育事業の後援を目的として保護者を中心に設立された。式典に出席した宮古支部の石垣和彦支部長は「大学と保護者の架け橋となり、教育環境のさらなる改善を目指して大学発展のために尽力したい」と決意を新たにした。
記念式典では、新垣實後援会会長が「皆さんのお陰で周年を迎えることができた。奨学金など学生の支援を強化していきたい」と、感謝の言葉を述べた。
来賓の祝辞では、前津榮健理事長・学長が「大学の成長と発展は、後援会の支援のたまもの。今後も支援・協力をお願いしたい」と語り、佐喜眞淳宜野湾市長は「後援会の支援は、優秀な人材の育成と県の発展に大きく寄与している」とあいさつした。
創立45周年記念事業の一環として、後援会から大学へ中型マイクロバス1台の寄贈も行われた。
祝賀会は、小柳正弘副学長の音頭で乾杯し、同大琉球芸能文学研究会による「かぎやで風」で幕開け。余興では、宮古支部会員らの「クイチャー」など、各支部の会員らが郷土芸能などを披露して会場を盛り上げ、祝賀会に花を添えた。最後は、全員でカチャーシーを踊り締めくくった。