手作り紙芝居を披露/平良図書館北分館
「星」テーマにイベント
平良図書館北分館は19日、ビブリオサロン第8弾「星の世界」を開催した。星にまつわる絵本の読み聞かせや、宮古島の民話を題材として図書館職員が手作りした紙芝居などが披露された。
ビブリオサロンとは、図書館をカフェ気分で飲み物を飲みながら読書ができるようにする企画で、その開催に合わせさまざまなイベントも行っている。
「星の世界」をテーマとした今回は、天の神様の言いつけを守らなかった召使いの男が罰として月へと追いやられる-というストーリーの民話を元に図書館職員の下地美穂さんが手作りした紙芝居「蛇と生き水」を披露した。
宮古島で太陽系最果ての天体発見を目指すOASESプロジェクト代表の有松亘さんが撮影した宮古島の星空写真の紹介も行われたほか、短くなって捨てられてしまった黄色いクレヨンが消えそうな星を黄色く塗ってあげようと夜空へ飛んでいくまでを描いた絵本「ちいさな くれよん」、一組の家族が故郷を目指して宇宙を旅する「ほしのかえりみち」を読み聞かせた。
図書館での読み聞かせに初めて参加したという奥平麗衣愛さん(北小2年)は「クレヨンの話が楽しかった。また機会があればこういうイベントに参加したい」と話した。