「宮古は全国モデルになる」
西銘経済産業副大臣
第3次安倍第3次改造内閣で経済産業副大臣に就任した西銘恒三郎衆議院議員(63)が21日、本社を訪れ副大臣就任を報告した、
西銘副大臣は20日に開催された「みゃーく農業感謝祭」に参加するため来島したもので「宮古の農業はすごい。サトウキビ生産量が43万5000㌧、肉用牛販売額が46億円余、野菜販売も8億円余と目標の10億円台に近づいている。16年度実績で農業産出額は190億円と過去最高で全国のモデル地区になる」と語った。
経済産業副大臣に就任して「日本の経済を引っ張る省であり、やりがいを感じる。全国の会社の99・3%は中小企業である。特に沖縄の比率は高く99・8%が中小企業である。後継者の問題などがあり、地域に働く場が無くなると困る。中小企業の支援に力を入れていきたい」と抱負を語った。
新年度の沖縄県の予算について「3000億円台は確保されているが、それをどれだけ上積みしていくかだ。前年は200億円の予算減があり、その影響は出ている。県の概算要求は約3400億円だが、要請も受けており予算確保に努力したい」と述べた。
西銘氏は衆議院議員当選4回、国土交通大臣政務官や総務省副大臣、衆院国土交通委員会委員長などを歴任した。
本社では平良覚社長、伊志嶺幹夫専務が応対した。