政治・行政
2017年8月23日(水)9:01
自動車税収入率が過去最高/県宮古事務所
7月末現在 滞納件数は801件
県宮古事務所は22日、7月末現在の自動車税収入率は95・4%で、前年度比1・8ポイント上昇し過去最高と発表した。県平均の94・5%を0・9ポイント上回った。滞納件数も801件となり、前年度比53件(6・2%)減少している。
同所は、7月から徴収強化月間と位置付け。滞納件数のうち284件については、すでに自動車を差し押さえており、8月以降も実施する予定。
今後は、差し押さえた自動車を公売(差し押さえた自動車を売却して滞納税に充てる手続き)するため、滞納者から自動車を引き揚げる目的でタイヤロックやミラーズロックを執行する方針。
また、給与や預貯金の調査も並行して実施しており、勤務先や預貯金口座が確認でき次第、差し押さえをすることもあるとしている。
同所の稲福具実所長は「自動車の公売や預貯金の差し押さえなどの強制徴収前に、8月末期限の催告書で自主納付していただきたい」と協力を呼び掛けている。