05/05
2025
Mon
旧暦:4月7日 仏滅 癸 
政治・行政
2017年8月26日(土)9:05

平均消費額2万4661円/外国人クルーズ客アンケート

多いのは食料・飲料品

 県宮古事務所が今年の海外クルーズ船で来島した外国人観光客を対象に実施したアンケートの結果が25日、宮古島クルーズ客船誘致・受入環境整備連絡協議会幹事会の中で報告された。それによると1人当たりの平均消費額は2万4661円で、最も多い購入品目は食料品・飲料品で、宮古島の特産品も購入されていることなどが分かった。

 アンケートは7月26日から8月7日までのうちゲンティン・ドリーム号(中国南沙、香港発)、サファイア・プリンセス号(台湾基隆発)、チャイニーズ・タイシャン号(中国厦門発)、スーパースター・アクエリアス号(台湾基隆発)が入港した日に実施し、合計で304人から回収した。

 回答者の年齢層は10代以下が22%、20代17%、30代24%、40代18%、50代12%、60代以上7%と30代が最も多かった。国、地位別で見ると台湾が最多で49%、中国38%、香港13%。アメリカも1%いた。

 1人当たりの平均消費額は2万4661円で、国別に見ると中国が3万5504円、香港は3万3451円、台湾は1万2118円。船別ではゲンティン・ドリーム号が3万7745円、サファイア・プリンセス号は1万4796円、スーパースター・アクエリアス号は9602円だった。

 購入品目を複数回答で聞いたところ多かったのは食料品。飲料品が63%。医療品・薬品等49%、化粧品35%、日用品30%など。電化製品は14%でその半数以上はサファイア・プリンセス号の乗客だった。

 38%の人は宮古島特産品を購入していて、具体的には雪塩関連商品、黒糖、マンゴーが購入された。

 同じく複数回答で宮古島で印象的だったものを聞いた結果、最も高評価を得たのはビーチで54%。次いでショッピング33%、自然、景勝地31%、橋27%など。

 項目別で評価が高かったのは、街のきれいさ・清潔さ、自然・風景、ホスピタリティーなどで、いずれも「非常に満足」、「やや満足」と答えた人が90%を超えた。最も評価が低かったのは「非常に不満」、「やや不満」との回答が17%あったWi-Fi。ただし前回調査時の不満率39%からは改善された。

 88%の人がまた宮古島を訪れたいと回答。再訪の目的を複数回答で聞いたところ1位はビーチで50%、2位はマリンレジャーの40%。自然・景勝地は27%、ショッピングは26%だった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月1日(木)9:00
9:00

子どもは無料や半額

児童福祉週間で各施設   最大11連休となるゴールデンウイーク(GW)が始まっている。入域観光客数がコロナ禍以前に戻りつつある宮古島では多くの観光客が訪れ、各空港が混雑しているほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れなどでにぎわいを見せ…

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!