建国以来の豊作に/マンゴー共和国
下地市長がフィナーレ宣言
宮古島産マンゴーのブランド化・消費拡大に向けて6月18日に建国したマンゴー共和国(主催・同実行委員会)のフィナーレが27日、島の駅みやこで開催された。大統領の下地敏彦市長が最も売り上げのあった倫果樹園(我如古恒雄代表)にベストオブザイヤー賞、販売平均単価が高かったふるさと農園(宮國知照代表)にエクセレント賞を授与し、さらなるマンゴー生産に期待を寄せた。下地市長が閉国を宣言。参加者らは、来年の建国日の再会を誓い合った。
同店の今月25日までのマンゴー売上高は前年比110%、7400万円。
冒頭、西里長治実行委員長は「去年より良い結果を出した。きょうは夏の疲れを癒やし、心ゆくまでゆっくり楽しんで」と農家をねぎらい激励した。
下地市長は「6月の建国以来、今年は例年にない豊作となった。また来年6月に開国したい。実り多いマンゴーに感謝し、収穫の喜びを分かち合ってください」と励ました。
宮古島商工会議所の下地義治会頭は共和国の盛況を祝し、さらなるマンゴー増産に期待を込めた。
伊藤太郞さんと本村和賀代さんには特別賞に当たる最多納品賞が贈られた。
抽選会で宮古・那覇往復航空券が当たった参加者は笑顔で万歳した。