計画及び第7期策定委設置/宮古島市
委員20人に委嘱状交付/高齢者福祉・介護保険事業
市は、高齢者福祉計画及び第7期介護保険事業計画策定委員会を設置し31日、委員20人に委嘱状を交付した。委員会では、老人福祉計画に係る施策の審議や介護保険の給付見込量などについて協議し、計画素案を承認した後、来年2月にも下地敏彦市長に答申する予定。
介護保険制度は開始から18年目を迎える。その間、介護サービスを利用する人たちが増加すると同時に、サービスを提供する事業所も増えている。給付費は年々伸び続け、高齢者負担も増加している。
市はこのような現状を踏まえ、第6期計画(2015年度~17年度)の総点検を実施するほか、新しい計画となる第7期(18年度~20年度)の計画を策定する。
冒頭あいさつした下地市長は「(委嘱状を交付した)皆さんの知識と経験と協力を得て、高齢者が安心して暮らせる地域社会づくりを進めていきたい」と述べ、自助、共助、公助のまち作りに取り組む考えを示した。
委員会では▽各年度における介護サービスの種類ごとの量の見込み▽介護サービス見込み量の確保のための方策に関すること-などを検討する。
この日は第1回の委員会を開き、計画策定や市の高齢者の現状と介護給付の状況について説明を受けた。
委員長には宮古福祉事務所の野原勝所長、副委員長には長濱政治副市長がそれぞれ選任された。
委嘱状を交付されたのは次の通り。
【学識経験者】豊見山京子(教育支援専門員)【保健医療関係者】竹井太(宮古地区医師会長)▽真喜屋恒代(宮古地区歯科医師会)▽下地睦夫(宮古地区薬剤師会長)▽上原真理子(宮古保健所長)▽上地成人(沖縄看護協会宮古地区長)【福祉関係者】野原勝(宮古福祉事務所長)▽饒平名建次(宮古島市社会福祉協議会長)▽平良洋治(宮古厚生園長)▽比嘉臣雄(宮古島市民生・児童委員協議会長)▽前泊博美(地域密着型介護事業所代表)▽関野和美(県介護支援専門員協会宮古支部長)【被保険者(市民)代表】喜屋武盛吉(宮古島市老人クラブ連合会長)▽島尻清子(宮古島市婦人連合会長)【行政関係者】長濱政治(副市長)▽下地律子(福祉部長)▽石川博幸(障がい福祉課長)▽渡真利忍(健康増進課長)▽儀間博(国民健康保険課長)▽下地克浩(福祉政策課長)