宮工、2回戦進出/エース宮城が完封勝利
【那覇支社】北谷公園野球場の第1試合では、宮古工業が昨年度まで宮高監督だった瀬名波幹智監督が率いる南風原と対戦し、2-0でエースの宮城凌我が完封で勝利して2回戦進出を決めた。
試合は、七回まで「0」が並ぶ投手戦となった。八回、先攻の宮工は先頭の川満一眞が四球で出塁。続く荷川取麟汰が右前打で好機を作った。一死満塁で、5番の宮城が押し出し四球を選び、川満が帰って先制した。なお満塁の場面で、相手投手が暴投する間に荷川取が2点目の本塁を踏んだ。
投げては、先発のエース宮城が打たせて取る落ち着いたピッチングを見せ5安打6奪三振の好投で完封を果たした。
試合後、佐久原大志監督は「今日はバッテリーが良く踏ん張ってくれたので、最後に流れがきたと思う。次戦は守備からリズムを作り、打線の奮起に期待したい」と笑顔を見せた。
砂川凌太主将は「今日は集中して試合に挑むことができた。次戦も9人が一丸となって先制点を取って勝ちたい」と力を込めた。
南風原の瀬名波監督は「『勝ちたかった』というのが本音だが、宮工には勝ち進んでもらいたい」とエールを送った。
宮工は、次戦では北山と対戦する。
宮工
000000020|2
000000000|0
南風原
(宮)宮城-佐和田
(南)城間、金城大-當銘
▽二塁打=佐和田(宮)