空の便で8便欠航
バス、船舶も終日運休
宮古島に猛威を振るった台風18号の影響は14日も各交通機関に影響を及ぼした。
空の便は、日本トランスオーシャン航空(JTA)と琉球エアーコミューター(RAC)の宮古発着路線8便に影響が出た。全日本空輸(ANA)は、この日欠航はなく通常運航となった。
前日の各航空会社全便欠航と、この日の午前中の欠航を受けて日の宮古空港は搭乗を待ちわびる多くの観光客で混雑した。
東京から9日に家族と観光で訪れた塩山大吾さん、佳奈さん夫婦は「台風の影響で1日延泊となったが逆にすごい台風だったので良い経験になった。宮古の海も自然も本当に素晴らしかったので滞在期間は思い出がいっぱい出来た」と笑顔で話した。
そのほか、海の便は、多良間と宮古を結ぶ「フェリーたらまゆう」、大神と宮古を結ぶ「スマヌかりゆす」がそれぞれ終日欠航。それぞれの15日以降の運航は波や風の状態を踏まえて判断する見通し。
路線バスも、宮古協栄バス、八千代バス、共和バス(伊良部)の3社が始発から終日運休した。
15日については、宮古協栄バスが道路点検後に判断するとし、八千代バスも始発から通常運航予定だが、当日の道路状況などを確認した上で判断するとしている。
共和バスは通常運航を予定している。