浅川さん(宮総実)が最優秀/県農業クラブ大会
石嶺さん優秀、池間君入賞
第65回県学校農業クラブ連盟大会で宮古総合実業高校(本村博之校長)の浅川海月さん(生活福祉科3年)が農業鑑定競技生活部門で最優秀賞を獲得。意見発表会では石嶺花鈴さん(生活福祉科2年)が優秀賞、スローガンでは池間凜音君(食と環境科1年)が入賞を果たした。浅川さんらは19日、同校で会見を開き、受賞の喜びを報告した。
同大会の農業鑑定競技とは農業に関する知識や技術の成果を40問の問題で競い合うもので、競技部門は9学科・コースに分かれる。浅川さんは生活部門で参加50人中、トップの成績を収め、最優秀賞と全国大会出場権を得た。
石嶺さんは意見発表会のヒューマンサービス分野に出場し、「方言から繋がること」のタイトルで幼稚園のころから習っている三線や、現在、来間島で行っているみその研究について方言を絡め発表した。
スローガンでは池間君の作品「陸の自然 空の太陽 海の水 全てを1つに! うちなーんちゅの魂1つに! 農クで咲かそうマブイの美花!」が県農業クラブ員総数2000点の中から上位2位に選出された。
会見には浅川さんと石嶺さんが参加。浅川さんは「全然自信がなかったので最優秀と聞きびっくりした。先生や友達の支えがあって取れたと思う。全国でも良い結果を残せるよう頑張りたい」と抱負を述べた。
石嶺さんは昨年大会の同部門で最優秀賞を獲得し、九州大会にも出場していた。今回の結果に「優秀賞という結果で悔しかったが、練習の成果は発揮できたと思う。来年はぜひ最優秀を取って九州大会で賞を取れることを目標に、1年間頑張っていきたい」と語った。
県大会の意見発表会は6月30日に名護市民会館で、農業鑑定競技会は8月17日に北部農林高校で行われた。全国大会は10月に岡山県で開催される。
農業クラブとは全国の農林系カリキュラムを学習する高校生9万人の組織で、プロジェクト活動をはじめ各種専門分野の活動を行っている。それらの活動成果の発表の場として大会を開催している。