11/23
2024
Sat
旧暦:10月23日 友引 辛 
イベント 教育・文化
2017年9月26日(火)9:02

ふるさとの民謡楽しむ/沖縄宮古民謡協会芸能祭

浦添市で開催


熟達の芸が披露された沖縄宮古民謡協会の第22回芸能祭=24日、浦添市

熟達の芸が披露された沖縄宮古民謡協会の第22回芸能祭=24日、浦添市

 【那覇支社】沖縄宮古民謡協会(佐和田方恒会長)は24日、第22回芸能祭を浦添市のてだこホールで開催した。各研究所・グループや、7月の民謡コンクール受賞者ら約330人が、熟達した芸を発表した。会場には郷友ら約840人が訪れ、故郷の民謡や舞踊に大きな拍手を送った。

 芸能祭は、同協会顧問・理事と宮古民謡協会の役員らが奏でる「とうがにあやぐ」「大世栄」「池間ぬ主」に合わせ、砂川ヨシ子舞踊研究所などが華やかな舞を披露して始まった。

 主催者あいさつでは、佐和田会長が、「1996年にスタートした芸能祭も22年を迎える。感謝の念でいっぱいです」と述べた。

 舞台では、26の研究所・グループが馴染みの「なりやまあやぐ」「与並武岳金兄小」「酒田川」のほか、「夢の伊良部大橋」「宮古サッサイ」など比較的新しい演目も披露した。

 同協会の九州支部は「なますぬぐう」、宮古民謡協会は「宮古ぬあやぐ」を合唱し、会場を盛り上げた。

 また、7月に豊見城市で行われた第38回宮古民謡コンクールの受賞者40人余も、日ごろ鍛えた歌声や三線の腕前を披露した。10代として初めてグランプリを獲得した下地美咲さんは、澄み渡る声で「伊良部とうがに」を独唱。情感あふれる声に、観客は静かに聞き入っていた。

 沖縄宮古郷友連合会の福里栄記会長も来賓として登壇し、「会場が溢れんばかりの宮古ファンが集まって嬉しい。民謡協会のパワーはすごい」と語った。

 このほか、宮古島市出身の下地幹朗衆議院議員も祝辞を述べた。

 最後は、出演した各研究所・グループが舞台に上がり、観客にあいさつして締めくくった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!