善福君ら4人最優秀賞/宮総実課題研究中間発表
11月に全国大会へ
宮古総合実業高校(本村博之校長)で26日、2017年度食と環境科フードクリエイトコースによる課題研究中間発表会が行われた。3年生17人が五つの研究テーマに分かれて発表した結果、善福友陽君、石嶺誉君、下地貴莉子さん、狩俣楠月君が発表したテーマ「グルクンとそばの実で宮古島の課題解決に挑戦!~地域と連携したソース作り~」が最優秀賞に選ばれた。
最優秀賞受賞者は、10月27日に開催される沖縄県青壮年女性漁業者交流大会に派遣される。また11月6日に大分県で開催される全国大会への出場権を獲得した。
課題研究でこれまでの研究内容をまとめ、中間発表を行うことで、知識・理解・思考・判断・表現力の深化を図ることなどが目的で開かれた。最終発表会は来年1月下旬に予定。
開会式で、本村校長は「日ごろの研究成果を出してもらいたい」と激励。宮古島漁協の楚南聡専務理事は「技術を競い合って良い商品が出来ることを期待する」と述べた。
善福君ら4人は、地域食材であるグルクン(和名タカサゴ)と日本そばを使用した新商品開発を行えば、食材を通して宮古島の課題をPRできると考えた。そこで利便性を求めホワイトソースとガーリックソースの2種類のソースを開発。そのソースを使って新商品を開発した。