JTA宮古野球部 全国大会へ出発/高松宮賜杯全日本軟式野球大会
宮古勢として初出場
29日から開催される「高松宮賜杯第61回全日本軟式野球大会」に県代表で出場するJTA宮古野球部のメンバーが28日、開催地の静岡県に向け出発した。宮古空港で行われた出発式には、関係者が激励に訪れ、ナインは宮古勢初の全国大会出場に意気込みを示した。宮古野球連盟によると、過去に宮古勢は35年前に西日本大会に出場しているが全国大会出場は今回が初めてとしている。
出発式で西里博和主将は「多くの人たちから寄せられた期待をチームのエネルギーに変えて、県代表として恥じないプレーで勝利を積み重ねたい」と決意を示した。
激励のあいさつでは宮古野球連盟の源河邦男会長が「宮古から初の全国大会出場を果たした皆さんのはつらつとした顔を見ていると頼もしく感じる。素晴らしいチームに成長しているので体調面に気をつけて一試合一試合全力で挑んできてほしい」と呼び掛けた。
JTA宮古支社の波照間弘光支社長も「全国大会出場が決まってから地域の期待と多くの支援を受けている。その期待に応えるためにもぜひ感謝の気持ちを持って試合に挑み、ぜひ優勝旗を持ち帰って来てほしい」とあいさつした。
創部9年目のJTA宮古野球部は7月に開催された軟式野球の第69回夏季大会(C級)を制して、全国大会出場の切符を手にした。
全国大会には各地区予選を勝ち抜いたチームが出場。開会式は29日に四ツ池公園浜松球場で行われ、JTA宮古野球部は先頭で入場行進を行う。
初戦は今月30日にTOYOTA INB CLUB(北海道南)との南北対決となっている。