ドームでアジア大会/来月4、5日 JAL折り紙ヒコーキ
実行委が会見で発表
JAL紙ヒコーキアジア大会実行委員会が2日、市役所平良庁舎で会見を開き、同大会を来月4、5日、JTAドーム宮古島で開催すると発表した。アジアの五つの国と地域から約30人が来島し、滞空時間競技でギネス記録更新を狙う。主催者は多くの観戦者の来場を呼び掛けている。参加するのはタイ、韓国、フィリピン、香港、ベトナムからの代表競技者。
団体戦は小学校対抗の室内滞空時間競技と巨大折り紙ヒコーキに挑戦する。室内滞空時間のギネス記録は折り紙ヒコーキ協会の戸田拓夫会長が持つ29・2秒で、戸田会長が8年間記録を保持している。巨大折り紙ヒコーキは現在の記録、全長2・25㍍に挑む。
個人戦は小学生以下、一般の部に分かれ、室内距離競技(11月4日)のほか、室内滞空時間競技(11月5日)が行われる。
競技のほか、折り紙ヒコーキ教室や空育JALお仕事講座など多くのコーナーが用意されている。
大会長を務める下地敏彦市長は「この大会をきっかけに、宮古島とアジア各国の子どもたちが、折り紙ヒコーキを通して交流を深め、互いに成長し、世界に羽ばたくことを心から願う」とあいさつした。
戸田会長は「2020年に、日本で世界大会が開かれることが決まり、今回その大会前に初のアジア大会を宮古で開催することが決まった。宮古島は13年間、熱心に大会を開いてきているので、良い大会になる」と期待を寄せた。
特別協賛の日本トランスオーシャン航空(JTA)宮古支社の波照間弘光支社長は「紙1枚で親子が楽しめる。航空会社なので、良い大会になると期待している。親子の触れ合いと競技を見に来てほしい」と呼び掛けた。
会見には市観光商工局の垣花和彦局長が同席した。
競技には当日申し込んでも参加できるが、事前に申し込んだ参加者が優先される。事前申込受付締切は10月29日。参加申込、問い合わせ先は同実行委員会(電話0980・72・7949)