「強歩大会」Tシャツ寄贈
中琉文化経済協が下地中に/「台湾の森」で植樹も
台湾の中琉文化経済協会の趙文瑜(チョウ・ブンユ)理事長らが5日、台湾との交流を続けている下地中学校(砂川勝昭校長)を訪問。毎年同校が12月に実施している学校から東平安名崎までを往復する「強歩大会」用のTシャツ全校生徒分を贈呈したほか、校庭内の「台湾の森」で植樹も行った。
中琉文化経済協会は同校による台湾国際交流活動の支援を長きにわたり行っていて、支援の一環として「強歩大会」用Tシャツの寄贈も実施されている。
趙理事長らを迎えた砂川校長は台湾との交流に対する支援とTシャツ寄贈に謝意を述べるとともに「これからも中琉文化経済協会が台湾と日本の架け橋としてさまざまな分野で交流活動を支援、推進していくことを祈念している」とあいさつした。
趙理事長は「皆さんが毎年、台湾へ来てもらえることはうれしいこと。国際交流を通して互いの文化や芸術などの交流ができることは本当に良いこと。今回、下地中学校に来ることができうれしい」などと語り、生徒にTシャツと学校に寄付金を贈った。
生徒を代表して生徒会の津嘉山尚王会長がTシャツ寄贈に感謝の思いを伝え、「同じTシャツを着て大会に挑むことで、必ず完歩しようという気持ちが高まり、頑張る思いも強くなる。全員が目標達成を目指したい」と抱負を述べた。
贈呈式に参加していた宮國博教育長は「これを機に教育や人材育成面からも活発な交流が続くことを願っている」と語った。
Tシャツ贈呈後、台湾からの歴代の訪問者が植樹を行っている「台湾の森」で趙理事長らが椿を植樹した。