「素晴らしい経験を」/地域にない職種体験事業
高校生が本土企業訪問へ
宮古島地域雇用創造協議会の高校生を対象とした2017年度の「地域にない職種企業への訪問・体験等実施」事業に参加する生徒と保護者向けの説明会が4日、琉信ビルで開かれた。親子13組が参加し、日程などについて説明を聞いたほか、生徒たちが本土企業訪問を前に意気込みを示した。
あいさつで、同協議会長の長濱政治副市長は「皆さんがこれから訪問する企業では、素晴らしい経験ができると思う。その経験はこれからの人生にも大きな影響を与える。期間中はいろいろなこと学び、恥ずかしがらずにいろんなことを質問して多くのことを学んでほしい」と呼び掛けた。
同事業は、職業に対する興味、意識を深めてもらい、将来の上級学校への進学や就職について考えるきっかけをつくることなどを目的に実施されている。
今年は宮古高校から9人、宮古工業高校から4人が参加。11月6日から11日までの日程で、全日空やヤフー、マガジンハウス、日本科学未来館、東京芸術劇場など11社の訪問を予定している。
説明会では事務局が事業の目的や、行程スケジュール、注意事項などを説明した。
参加する高校生は、企業訪問に向けてそれぞれ意気込みを示し、今回の経験を将来の職業選択に生かすことを誓った。