緑豊かな街づくり誓う/沖縄都市緑化祭
功労者や緑化コンの受賞者表彰
【那覇支社】2017年度「沖縄都市緑化祭in豊見城市」(主催・県、沖縄総合事務局、豊見城市)の記念式典が6日、豊見城市立中央公民館で開催された。式典では、都市緑化功労者や都市緑化コンクールなどの受賞者を表彰し、参加者全員で美ぎ島の緑豊かな街づくりを誓った。
国土交通省と各都道府県では、毎年10月を「都市緑化月間」として、期間中に都市緑化祭や都市公園等愛護活動など各種のイベントを実施している。沖縄都市緑化祭は、今年度が37回目。12年度には宮古島市でも開催されている。
今年度の全国テーマは「ひろげよう 育てよう みどりの都市」で、沖縄都市緑化祭のサブテーマは、豊見城市立伊良波小学校3年の新垣百合愛さんが考案した「緑いっぱい 花いっぱい グリーンでクリーンに! ぼくらの街!」。
式典で、翁長雄志知事(代読・嘉川陽一建築都市統括監)は「沖縄21世紀ビジョンで掲げる沖縄らしい自然と歴史、伝統、文化を大切にする島を目指し、今後とも県民をはじめ、国や市町村と連携して緑の保全、創出に努めたい」と決意を述べた。
続いて、沖縄総合事務局の菊池春海次長(代読・小島孝文公園・まちづくり調整官)が「観光振興に資するインフラ整備に力を入れており、国営公園の整備や自治体の事業などへの支援を通して、県内の緑化推進に取り組んでいきたい」と強調した。
開催地・豊見城市の宜保晴毅市長は「調和とバランスの取れた政策課題に日々取り組んでいるが、今回の緑化祭を機に、さらに緑豊かな街づくりを推進したい。」と述べた。