華麗な舞で観客魅了/カギマナフラ開幕
初日はハワイアンショー
「カギマナフラin宮古島2017」(主催・宮古島市など)が6日、開幕した。初日はイベント5周年記念のスペシャルハワイアンショーがマティダ市民劇場で行われ、出演者が華麗なフラで観客を魅了した。カギマナフラは9日まで。7日は観覧無料のトゥリバー・フラ、8日にはメインのコンペティションが開かれる。期間中の出演者は香港からの参加を含めて延べ89団体約600人。
ハワイアンショーは午後6時30分に開演。大会長の下地敏彦市長は「宮古島の美しい海と自然の中で開催される多様なイベントで交流を深め、思い出に残る大会にしてほしい」と歓迎を込めてあいさつした。
ショーは3部構成で行われた。第1部ではハワイアンバンドとハラウ(フラ教室)の先生やアラカイ(インストラクター)が出演して優雅なフラを披露した。
ゲストステージの第2部には「ジョニー宜野湾&WALE WALE」やマイク眞木さんが登場し、歌と演奏で盛り上げた。
第3部に入ると、ハワイから招へいされたクム(家元)が踊った。流れるように踊るクムの舞台に観客の視線はくぎ付け。世界最高峰のフラを堪能した。
カギマナフラは、2013年から行われているフライベント。宮古島とハワイ州マウイ郡の姉妹都市48周年記念事業を機に、地域に根差す市民参加型イベントを目指して始まった。宮古島の新たな文化交流観光事業に位置付けている。
大会名は、宮古島の方言の「カギ」(美しい)とハワイ語「マナ」(魂)で構成した。「美しい島々のスピリット」を意味する。
きょう7日は午後4時からトゥリバーで観覧無料のトゥリバー・フラが行われる。36団体が出演する。
8日にはコンペティションが行われる。9日のフラ・カンファレンスでイベントを締めくくる。