狩俣中がグランプリ/中学校ダンスフェス
感性あふれる踊り続々/10校から14チーム出場
第15回全宮古中学校ダンスフェスティバル(主催・宮古地区中学校体育研究会)が7日、北中学校体育館で開かれた。リズムダンスの部に10校から14チームが出場。若い感性にあふれた個性的なダンスが次々と披露された。審査の結果、狩俣中のチーム「K・M Revolution(レボリューション)」がグランプリを獲得した。個人賞では狩俣中の嘉数愛琉さん(2年)がMVPを受賞した。
15回目を迎えた同フェスには約500人の中学生が参加した。開会式で宮古地区中学校体育研究会の伊志嶺吉作会長が同フェスの趣旨について、各学校で学習したことを互いに出し合い、深め合い、共に学び合うことと説明。「元気に楽しく表現することが一番。皆さんの頑張りを楽しみにしている」と生徒を激励した。
誓いの言葉では、前年度グランプリ受賞校の池間中の山里莉羅さんが「日ごろの練習成果を発揮し、私たちの熱い思いを体いっぱいで表現することを誓う」と宣誓した。
各チームは、それぞれが選んだ音楽に合わせ、個性的な動作や演出などを時折織り交ぜたりしながら、かわいいダンスや力強くパワフルなステップ、勇壮な踊りなどを、大勢の参加者らが見守る中で披露した。
審査の結果、西城中のチーム「ねこバス」と池間中の「シーサイド11(イレブン)」が特別賞を、鏡原中の「ツノ・ツノ一本 赤鬼ドン」が優秀賞を、狩俣中の「K・M Revolution」がグランプリに、狩俣中の嘉数さんが個人の部MVPに選ばれた。
審査講評で与那覇周作審査委員長は「取り組みを通して皆さんが成長できていることを確認できた」などと評価した。