20周年の節目を祝う/宮古島海宝館
今後も宮古観光に貢献
今年11月3日で創立20周年を迎える宮古島海宝館(幸地和夫館長)の20周年祝賀会が7日夜、同館内のレストランで開かれた。行政職員や観光関連事業者など大勢の関係者らが出席し節目を迎えることを盛大に祝った。幸地館長は出席者に20年間の支援に感謝を示すとともに、引き続いての支援を要請した。
旧城辺町時代に建設された海宝館。当初は展示館のみだったがその後、レストランがオープン。土産品販売やマリンレジャーガイドなども行われていて、現在では多くの観光客が利用している。
祝賀会で幸地館長は、観光の目玉事業として旧城辺町が海宝館を建設したこと、その結果、多くの観光客が訪れるようになったことなどを説明。「皆さんに支えられた20年だった。20年の節目を皆さんと一緒に祝えることを心から感謝したい。今後、30年、40年と微力ながらでも宮古の観光に貢献していけるよう頑張りたい」と述べるとともに、引き続いての支援、指導を要請した。
来賓として出席した下地敏彦市長は、20周年の節目となる今年、海宝館敷地内に天然ガス試掘井戸から採取される温泉水を使った足湯設備が整備させることを紹介。宮古の観光拠点になるとの考えを示し「ぜひ、盛り上げていきたい」と語った。
参加者が全員で乾杯し、20周年の節目を迎えたことを祝うとともに今後のさらなる発展を祈念したほか、宮古島出身の歌手・下地イサムさんが祝福に駆け付け、ミニライブを披露した。そのほかにも多くの人たちが余興を披露し祝賀会を盛大に盛り上げた。