政治・行政
2017年10月11日(水)9:04
「新勢力に強い力を」
下地幹郎氏が出陣式/衆院選沖縄1区
【那覇支社】第48回衆院選で沖縄1区(那覇市など)から立候補した維新前職の下地幹郎氏(56)=希望推薦=は、10日午前8時から沖縄都市モノレール牧志駅隣りの選対本部で出陣式を行った。下地氏は「今度の選挙で、維新の会と希望の党に新しい勢力としての強い力を与えていただきたい」と訴え、22日までの選挙戦をスタートさせた。
下地氏は、早朝から駆けつけた支持者や企業関係者らを前に、「今、国と沖縄は対立している。これでは何も生み出せない。どこかで寛容になり、妥協して修正していく新しい仕組みを作らないと沖縄は前に進まない。寛容と和合の精神を大事にしながら、みんなを仲良くさせる政治の役割を担いたい」と強調した。
さらに、「基地問題でも必ず国と沖縄の間に入って、沖縄の思いを交渉の中から、みんなが納得いけるような政策を模索していきたい」と意気込みを語った。
このほか、消費税増税の凍結や規制緩和の推進、教育の無償化についても支持者らに訴えた。