ポスター最優秀に友利さん/中学総合文化祭
テーマは尾崎君が受賞
第23回宮古地区中学校総合文化祭のテーマ・ポスター審査会の入賞者がこのほど決まった。ポスターの部最優秀賞は北中3年の友利璃音杏(りねあ)さん、テーマの部は池間中2年の尾崎賢工(けんこう)君が受賞した。13日、市働く女性の家で表彰を受けた。2人の作品は、文化祭を告知するさまざまな場面で活用される。第23回中学校文化祭は今月27日に開幕する。
友利さんは、文化活動に励む複数の生徒の姿を生き生きと描いた。前面には目を閉じて「宮古島の文化を広めたい」と思う女子生徒を効果的に配置した。
完成まで3週間を要したという友利さんは、「中学生の文化面の活躍を願って描いた。最優秀に選ばれてとてもうれしい。宮古島の文化を世界に広めたい」と受賞の喜びを語った。
一方、テーマの部最優秀賞の尾崎君は「文化をつなぐ若い力 島に生まれた誇りを胸に」と書いた。
尾崎君は「地域の祭りや文化を継承していくのは私たち若者の仕事。宮古生まれの誇りを持って生きていきたいという気持ちをテーマに込めた」と話した。
入賞者を表彰した宮古地区中学校文化連盟の友利直喜会長は「皆さんの頑張りで文化祭に足を運んでくれる人はますます増える」と作品の完成度をたたえた。
結果は次の通り。
【ポスターの部】最優秀賞=友利璃音杏(北中3年)▽優秀賞=友利真碧(砂川中3年)、立津睦良(平良中2年)
【テーマの部】最優秀賞=尾崎賢工(池間中2年)「文化をつなぐ若い力 島に生まれた誇りを胸に」▽優秀賞=狩俣蓮(狩俣中3年)「ふるさとの誇りを胸に 今輝かす みゃーくぬ心」、奥浜流華(平良中3年)「誇り高き島の文化(はな) 未来へ語る 心の架け橋」