工事管理業務の入札開示/陸自駐屯地
来年1月、千代田での建設向け
沖縄防衛局は13日、防衛省が上野野原の千代田カントリークラブへの建設を計画している陸上自衛隊部隊の駐屯地建設工事と設備工事、土木工事の管理業務への入札(一般競走入札)を公示した。業務期間は建設工事と設備工事が2018年2月から19年2月、土木工事は18年1月から19年3月まで。履行期限は建設工事と設備工事が19年2月28日、土木工事は19年3月31日となっている。
今回、入札を行うのは隊庁舎や食堂・福利厚生施設、給油事務所、ポンプ室、給水所、車両整備場、保管庫などの建設工事の管理業務と、それに伴う設備工事と土木工事の管理業務。いずれも入札時に企業から技術提案を受け付け、価格と価格以外の要素を総合的に評価して落札者が決定される。入札への申請書提出締め切りは各業務とも10月30日。開札日は建設工事と設備工事が12月11日、土木工事は12月14日。
防衛省による宮古島への陸自配備計画では、9月24日で閉場した千代田カントリークラブへ4棟の隊庁舎や6棟の宿舎、車両整備場2カ所などの建設を予定。配備予定部隊は、災害を含む各種事態が起きた際に迅速に初動対応を行う警備部隊と、島しょ部に対する侵攻を可能な限り洋上で阻止する地対艦誘導弾部隊、地対艦誘導弾部隊と連携し重要地域の防空を行う地対空誘導弾部隊。隊員規模は約700人から800人。