EV高速充電器 あすから有料化
1回20分300円/市が説明会
市エコアイランド推進課は16日、市役所平良庁舎で市が設置している電気自動車用急速充電器の有料化に関する市民対象の説明会を開催した。料金は上限利用時間20分で1回300円。利用には事前登録が必要となる。有料化はあす18日から。
有料化されるのは市役所平良庁舎、海中公園、うえのドイツ文化村、海宝館に設置されている既存の急速充電器4カ所と、今年度で新設されるAコープ城辺店とファミリーマート宮古伊良部店に設置予定の2カ所の計6カ所。
料金の支払いには関西電力のグループ会社であるエネゲートのシステム「エコQ電」を利用。事前に携帯電話やスマートホン、パソコンで「エコQ電」の専用サイトから必要事項を登録し、クレジットカード決済で料金を支払う方法と、「エコQ電ICカード」の発行を申請し、クレジットカード決済か市から送付される納付書での銀行振り込みのいずれかを選ぶ方法がある。
専用サイトから登録した人は高速充電器のQRコードを携帯電話かスマートホンで読み取り、登録時に設定したパスワードを入力することで、「エコQ電ICカード」の発行を受けた人は充電器にカードをかざすことで充電できるようになる。
説明会では担当職員が急速充電器が混雑するようになり緊急時に利用することが困難になっているとの利用者意見を踏まえ、利用頻度を抑制するため充電を有料化するための「宮古島市電動車両用急速充電器管理条例」を市議会9月定例会に提案し、可決されたことを紹介。料金設定については自宅で充電するよりは高く、ガソリン車の燃料代よりは安くなる額としたことなどを説明した。
登録方法などについての問い合わせはエコアイランド推進課(電話73・0950)まで。