濱川さん、宮平さんを表彰/県警察本部など
防犯功労者、地域活動に貢献
【那覇支社】地域の防犯活動に貢献した個人や団体を表彰する、2017年度の防犯功労者・団体表彰式(主催・県警察本部、県防犯協会連合会)が17日、那覇市の県警本部講堂で行われた。宮古島市からは、九州防犯功労者として宮古地区防犯協会理事の濱川義夫さん(68)=伊良部池間添=が、県防犯功労者として腰原女性会子どもを守るパトロール隊長の宮平エミさん(73)=平良下里=が表彰された。
表彰式では、主催者として池田克史県警本部長が「多年にわたる地道な活動が高く評価されており、改めて献身的な協力に心から敬意と謝意を表したい。引き続き安全安心な地域社会の実現に向け、協力を願いたい」とあいさつした。
受賞後、濱川さんは「約30年近く活動に携わっているが、住民の防犯に対する知識や理解も高まっている。生まれ島に犯罪が起きないよう、今後とも地域と一体となって取り組みたい」と話した
宮平さんは「ボランティアをして賞が貰えるとは思わなかったので、とてもうれしい。体力の続く限り、少しでも地域に役立つようみんなと楽しく喜んでやっていきたい」と語った。
このほか、中学生の安全運動ポスター・標語コンクールの入賞者も表彰された。宮古地区からは、全国地域安全運動ポスターの佳作に鈴木ジョージさん(西辺中3年)と友利璃音杏さん(北中3年)、標語の佳作には大濱美咲さん(同)と狩俣璃乃さん(同)が、それぞれ選ばれた。