プラザ棟建設へ協議/市ごみ処理施設等建設委
環境教育を重点に/市長が整備内容など諮問
宮古島市の新リサイクルセンターのプラザ棟の建設について協議する市ごみ処理施設等建設委員会の委員に対する委嘱状と辞令の交付式が18日、市役所平良庁舎で行われ、下地敏彦市長から委員に委嘱状と辞令が交付された。委員長には長濱政治副市長が就任した。同委員会に対しては、下地市長から同棟の施設整備、管理運営についての諮問が行われた。同委員会では視察や複数回の委員会を経て来年8月の答申を予定している。
あいさつで下地市長は「市民が気軽に利用できる環境教育施設としてプラザ棟を整備したいと考えているので、施設の内容および管理運営方法等について審議してほしい」と述べた。
同センターのプラザ棟の整備については、ごみの減量化やリサイクルに関して、市民への環境啓発に向けたさまざまな機能を有するとしている。
現在、建設中の同センター工場棟は来年12月に完成し、2019年1月の供用開始を目指している。プラザ棟の建設は18年度で計画している。
同委員会の検討事項としては▽修理・再生機能▽展示・提供機能▽情報提供・学習機能、地域活動の支援機能-となっている。
整備案としては、修理・再生機能面でリサイクル工房室の設置。展示・提供機能面で多目的室などの設置。地域活動支援で大会議室の設置などが示された。
今後の日程としては、11月下旬に県内の事例視察を行い第2回の委員会を11月下旬から12月上旬に。来年1月には第3回を実施して施設内容についての中間答申を予定している。
さらに、同センターの管理運営を議題に18年5~7月にかけて3回の委員会を開催して、8月に市長への答申を予定している。
委嘱状と辞令が交付されたのは次の通り。
【学識経験者】上原真理子(県宮古保健所長)垣花秀明(市立教育研究所指導主事)
【市民】饒平名建次(市社会福祉協議会長)島尻清子(市婦人連合会長)下里邦彦(西仲宗根字会長)石垣和彦(保里二区自治会長)山里邦雄(添道自治会長)
【市職員】長濱政治(副市長)友利克(企画政策部長)宮国高宣(総務部長)下地律子(福祉部長)下地康教(建設部長)仲宗根均(教育部長)下地信男(生活環境部長)砂川一弘(振興開発プロジェクト局長)