川満さんら農水大臣感謝状/「統計の日」
長年の協力たたえる
「統計の日」の18日に合わせ、農林水産省が実施する農業経営統計調査に5年以上、協力した農家に農林水産大臣感謝状が贈られた。今年、宮古で授与された人数は川満長英さんら5人。沖縄総合事務局宮古島農林水産センターの職員が受賞者宅を訪ね、大臣感謝状を伝達した。
農業経営統計調査とは、農産物の販売を目的とする農業経営体(農家)の農業収支や農畜産物の生産コストの実態を明らかにし、農業行政の資料を作成することを目的に実施されている。サトウキビを栽培している川満さんは同調査に年以上、協力し、労働時間や生産資材費、収入、諸経費などを記帳して毎月、国に報告してきた。
同日午前、川満さん宅を訪れた宮古島農林水産センターの仲嶺朝源センター長が川満さんに大臣感謝状を手渡した。仲嶺センター長は「今回はおめでとう。皆さんの記帳、記録が農業行政の資料として活用されている。今後とも元気で、調査に協力してほしい」と呼び掛けた。
川満さんは「素晴らしい賞を受賞でき光栄に思っている。サトウキビ一筋でやってきて良かった。これからも指導、協力を受けながら頑張っていきたい」と喜びと抱負を語った。
今年、受賞したのは次の皆さん。(敬称略)
【継続協力年数15年以上】下地恵徳(伊良部仲地)【同10年以上】川満長英(平良下里)【同5年以上】島尻幸夫(上野野原)▽前川直喜(平良西里)▽山里邦雄(平良西仲宗根)