仲里氏と西銘氏、競り合う/沖縄4区
台風影響できょう確定
【那覇支社】第48回衆院選は、宮古島市議選と同じ22日に投票が行われた。宮古島市と多良間村を含む沖縄4区は、台風の影響で離島の投票箱を輸送できなかった南城市を除いて即日開票され、いずれも前職で「オール沖縄勢力」が推す仲里利信氏(80)と経済産業副大臣の西銘恒三郎氏(63)=自民党公認・公明党推薦=が競り合う状況となっている。南城市は、きょう午後1時から開票作業を行う予定で、同日中には結果が確定する。
沖縄4区に出馬した各候補の得票数は、22日午後11時(開票率70・33%)時点で、仲里氏が5万7409票、西銘氏は5万5565票、新人の富川泰全氏(38)=幸福実現党=が3163票となっている。
宮古島市での得票は、午後11時(開票率11・82%)で仲里氏が2000票、西銘氏は1500票、富川氏は0票。市選管によると、市議選とのダブル選挙となった宮古島市の衆院選投票率は67・73%。ダブル選挙効果で前回選挙(2014年)の43・83%を大幅に上回っている。
多良間村での得票(開票率100%)は、仲里氏103票、西銘氏370票、富川氏4票。
県選管によると、沖縄4区の当日有権者数は28万6648人(男性14万1721人 女性14万4927人)。このうち、宮古島市は在外を含め4万3715人(男性2万1604人 女性2万2111人)で、多良間村は在外含め840人(男性465人 女性375人)在外含む。22日午後7時半時点での当日投票率は県全体で35・35%、期日前投票率は27・4%。