議長候補に佐久本、嵩原氏/市議会
来月の臨時会で選出へ
市議選の投開票が22日に行われ、24人の新議員が誕生した。これを受け、議会の運営を統括する新しい議長人事をめぐる動きが始まった。水面下の情勢では佐久本洋介氏(70)、嵩原弘氏(63)の名前が取りざたされている。11月22日予定の新議員による初の臨時議会で選出される見通し。市議選で与党が16人当選し「大所帯」となったことから、一本化できるかどうかも注目だ。正副議長の人選に影響を与える会派編成の動きも始まった。
議長の人選は、旧市町村議選を含めた当選回数や年齢などのほか、得票数も要素とされる。
宮古島市議会では、議長は2年で交代するのが慣例となっている。市議会事務局によると、議長の任期は基本的には4年だが、2年交代は他の議会でもあるという。
今回の選挙では与党が公明2人を含め計16人当選したことで、与党から選出されるのは確実だ。
佐久本氏は、伊良部前里添出身。旧伊良部町議2期。宮古島市議4期目。2013年から2年間副議長を務めた。
嵩原氏は、平良東仲宗根出身。旧平良市議1期。宮古島市議3期目。総務財政委員会委員長。
現在の議員の任期は11月12日までで、棚原芳樹議長、池間豊副議長の任期も同日までとなっている。