健やかな成長を期待/沖縄セルラー電話
いけま支援セに基金贈る
沖縄セルラー電話(湯淺英雄社長)は24日、子に居場所を提供する「みんなのおうち」の運営団体NPOいけま福祉支援センターに支援金30万円を贈った。同社執行役員の田代寛樹さんが贈呈に訪れ、子供たちの健やかな成長を期待した。
同社は昨年、25周年記念事業で「沖縄セルラー子ども基金」を立ち上げた。沖縄の子供の貧困問題解消が目的で、同社が運営するECサイト「沖縄CLIPマルシェ」の収益の一部を財源に充てている。この2年で貧困問題等に取り組む計9団体に寄付を行った。
贈呈式がみんなのおうちで行われ、同社の田代さんがいけま福祉支援センター理事長の前泊博美さんに支援金を手渡した。
田代さんは「少ない額ではありますが、役に立てていただければ幸い。子供たちのために、有効に使ってほしい」と話した。
これに前泊さんは「頑張っていれば誰かが助けてくれるんだということを実感している」と同社の厚意に感謝。「今後も子供たちが夢を持って、幸せな人生を送れるようにサポートしていきたい。支援金は、子供たちに広い世界を知ってもらうために使いたい」と有効活用を約束した。